避妊手術をしました。美々は年齢が生後10ヶ月(推定)です。もっと早く手術するつもりでしたが生理が始まり発情期(ヒート)になってしまいひと月半延期しました。生理前に手術すると乳腺腫瘍になる確率が低くなるといわれており、高齢になるほど内臓に様々な問題が出てきて手術のリスクが高まるため、手術は初生理前の生後6ヶ月頃が望ましいとされてます。しかし、早過ぎると体力的に手術に耐えられなかったり臓器が小さい等でのリスクが高くなる事もあります。先生と相談してこの程になりました。 ごはんは手術前日まで。麻酔による嘔吐で窒息や誤嚥性肺炎を防ぐためです。当日はリキッド(流動食)をあげて昼頃に病院へ。17時頃に病院から連絡があるので迎えにきて良いとの事でしたが、18時になっても病院から連絡がありません。心配になり連絡が無いまま病院へ。すると何も問題なくちょっと遅くなっただけとの事で安心しました。また全身麻酔したついでに全身を診て頂けてまったく問題なしとの事で二重に安心しました(※病院や先生によって違うかもしれません)。エリザベスカラーを付けて登場した美々、やはり怖かったのでしょう。眼からは涙が溢れてました。麻酔をすると涎や涙が垂れ流れるそうですが美々は麻酔から回復しても泣いてました(涙)。普段あまり感情を表してくれないワンコですが私たち夫婦に抱っこされて安心したのかな。 犬の避妊手術は、卵巣と子宮または卵巣のみ摘出手術を行います。美々は卵巣と子宮の大体を摘出しました。残った子宮も問題なく自然と退化してゆくそうです。手術時間自体は30分~1時間ぐらい。近年、開腹せずに内視鏡(腹腔鏡)で避妊手術を行うケースも増えています。お腹に小さな穴を3ヶ所ほど開けて行うもので開腹手術より傷口が小さく済むのがメリットといわれてます。但し費用が高額になったり手術時間も長くなる等もあります。また今回の傷口を実際見て数センチほどでしたし、私は腹腔鏡手術にさほどメリットがある様には思いません。今回の費用は約6万円でした。病院や入院日数や犬の大きさに等にもよりますが、一般的には3万~8万円くらいが相場だそうです。 避妊手術をするメリット 生理や発情が無くなり、不必要な交配や妊娠を避けられる 乳腺腫瘍の発生率を低下させることができる 卵巣嚢腫、顆粒膜細胞腫などの卵巣疾患を予防できる 子宮水症、子宮粘液症、子宮蓄膿症とい